こんにちは、白井です。
今日のトピックは神楽坂にある毘沙門天 善國寺についてです!

神楽坂にある善國寺は、1595年に徳川家康の意向により創建された日蓮宗の寺院であり、地元の人達から神楽坂の毘沙門天様として親しまれています。
また、財宝・商売繁盛・金運のご利益があると言われています。
観光スポットとしてもおすすめされており、境内に咲く四季折々の花はとても魅力的できれいです。
1595年当時は神楽坂にあったわけではなく馬喰町に創建されましたが1670年に火災で焼失してしまい、毘沙門天を信仰していた水戸光圀公が麹町に再建しました。
しかしそのごも火災被害に遭い、1793年ごろに神楽坂に移転。1945年の東京大空襲で寺の大半が焼失してしまい、翌年木造の毘沙門堂が再建され1971年に現在ある善國寺となりました。
創建から420年、現在の地に移動してから220年以上というとても古く長い歴史があるのです。
現在では、新宿山ノ手七福神の一つして数えられ、新たなパワースポットとして多くの観光客や地元の方々が立ち寄ります。
ご本尊にある毘沙門天像は、新宿区指定有形文化財となっており普段は御簾がかかっていて見ることはできませんが、正月の初寅・二の寅の日、5月・9月の初寅の日に開帳されます。
毘沙門天像
木像で高さ30cm
右手に鉾 左手に宝塔
磐座(いわざ)に起立した姿勢をとっています
毘沙門天は、古代インドの神話では財宝神でした。
なので、財宝・商売繁盛・金運のご利益があると言われているのですね。
以前、善國寺にお参りを行い境内から外へ出る際に多くの地元の方が通り過ぎる直前に一度立ち止まり一礼している姿が。
神社やお寺に入るのではなく外で通りかかる際に一礼している姿は自分の地元でもあまり見かけなかった為、かなり愛されてるんだなという印象を受けました。
落ち着いている大人な街として有名な神楽坂、そんな中でも古き良き風情が体で感じられるのはとても魅力的です。
神楽坂に立ち寄った際は、ぜひ足を運んでみてくださいね!